以前ママ友達と片付けの話をしていて、ある方が「こどもが散らかってる部屋の方が落ち着くーー」って言っているとおっしゃっていました。
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私は整理収納アドバイザー1級の資格を持っていて、片付けのメリットや片付けない事のデメリットを学びました。風水やその他の片付け方法や考え方の本が大好きでよく読みます。
散らかってる部屋の方が落ち着く方って結構いらっしゃると思います。
その方の価値観もあるので、片付けたくない人に無理矢理片付けを押し付ける事は絶対にしてはいけないし無理だと思います。その人の人権を踏みにじる事になります。
だけど、その原因って『自分の育った環境』が大きく関係している事もあります。
親が忙しかったり、親がモノのない時代に生まれて捨てられなくなっていたり、「片付いてなくても死にはしない!」なんて片付けに興味がなかったら…
こどもは片付いていない環境で育ったら、それが当たり前になり、いつしか散らかっても寛げるようになります。
私は小さな田舎町生まれの田舎育ちです。保育園から1クラス40人弱で小学校6年間もずっと同じメンバーで、みんなとは兄弟みたいに育ってきました。男女仲良しでほとんどみんなの家を知っていて、家にも遊びに行った事があります。
今思えば、裕福だったり、家族円満のお家は片付いていました。
そうでない所は散らかっていました。(田舎なので、経済環境や家庭環境は知っています)
私は親として、こどもに片付けの大切さを教えています。
片付けができないとこども自身が困るし、人間関係(友達、恋人、夫婦、義理の家族、自分の身の回りの人)や経済的(風水的にも)にも影響があるからです。
片付けができないから“離婚”とか我が子から尊敬されずに色々と注意しても「あなたからは言われたくない!」と言う事を聞いてくれなかったり。
損する事ばかりあるので、私は片付いた環境をこども達にプレゼントしたいな〜と思っています。
「片付けなさーい!」って怒るのではなく、片付いた部屋の気持ちよさを感じてもらう事、親が片付けている姿を見せる事が一番大切だと思います。
私は片付けが苦手で大っ嫌いでした。
でも、私の両親は綺麗好きで、特に父がホコリアレルギーだったので、母は片付けて毎日掃除していました。
母が片付けてくれるので、私は片付けのできない子でした。
でも、親の価値観って幼い頃からこどもに植え付けられてしまいます。
今思えば、私がこどもの頃、母は片付け方を教えてくれたわけではないんだけど、片付いた部屋や片付けている背中を見せてくれました。感謝しています。
私は片付けできないからこそ、片付けられるようになりたい!と整理収納アドバイザーの資格を取り、今ではミニマリストになりました!
私の両親が裕福で夫婦ラブラブなのも目の当たりにしています。
こどもの「散らかってる部屋の方が落ち着くー!」とは私にとっては危険な状態。
いつか整理収納アドバイザーとして我が子以外のこども達にも片付けについて教えたいなーって強く思うようになりました。
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